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【気密測定と計画換気システム】ガレージのある家:遠別町

2023.10.31

こんにちは。

10月も終わりに近づいてきました。
ここ旭川は、日中は暖かい日もありますが、朝晩は冷え込みます。
皆様もどうか体調に気をつけながらお過ごしください。

さて、現在の遠別町の現場では、スーパーウォールパネル(断熱パネル)の貼り付けと屋根工事が終わり、住宅の性能検査に入りました。
スーパーウォール工法の家は、構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了したタイミングで全棟に対し気密測定を実施しています。

本日は、気密測定と計画換気システム、外壁工事の様子をご紹介いたします。

施工の様子

▼外壁工事



外壁工事です。
前回のブログと比べ、建物の様子がだいぶ分かるようになりました。
高断熱サッシやドアも施工済です。
大きな開口には、後日、ガレージのシャッターを取り付けます。

▼気密測定

気密測定の様子です。
測定は、メーカーから派遣された第三者によって行われます。
当物件では、C値0.22という結果になりました。
(高気密住宅の目安がC値2.0ですが、スーパーウォール工法ではそれを超えるC値1.0が基準となっています)

C値とは
床面積1㎡に対し、隙間がどれくらいあるかを表した値です。
値が小さければ小さいほど家の隙間が少なく、気密性能が高いということです。
0.5を下回ると、かなり厳しい基準を採用しているカナダやスウェーデンと比較しても遜色のない値になります。
花粉・黄砂などの侵入も防いでくれます。

また、断熱性能は、UA値0.2という結果になりました。
これは、断熱等級7に分類され、現在国土交通省が定めている等級の最高ランクになります。

UA値とは
外皮平均熱貫流率のことで、室内と外気の熱の出入りのしやすさを表した値です。
値が小さければ小さいほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いということです。

▼計画換気システム

計画換気システムの取り付けの様子です。
以前のブログで少しご紹介いたしましたが、弊社では換気システムにエコエア90を採用しています。
写真の少し不思議な部品は、エコエア90のパイプを分岐するチャンバーです。
室内の快適さは損なうことなく換気できるのがエコエア90の特長です。
また、フィルターには抗菌・抗ウィルスの加工がしてありますので、外の空気がキレイになって取り込まれるのが嬉しいですね。

▼キッチン換気工事

キッチンの換気工事です。
開口部とダクトの間を隙間なく埋めています。
どんなキッチンが入るか楽しみですね。

以上、遠別町のガレージのある家の施工状況をご報告させていただきました。
ここまでご覧いただきましてありがとうございます。
この後、内装工事等に進んでまいりますので、またご報告させていただきますね。

スーパーウォール工法(高気密高断熱)の家は、ダルパまで、お気軽にお問い合わせください。